試験に失敗したときに励ましたくて読んであげた本

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ボクちゃんが英検の試験を受けました。

英語ができれば世界中から情報収集でき、将来役立つだろうと思って学習させています。
そしてその成果を見るために英検を受けさせているのです。

また、試験に慣れることも、試験に失敗する経験をしておくこともいいかなと思っています。

失敗なんてたいしたことない、次がある!

ということに気がついてくれればいいのです。

そもそも失敗なんてない、「チャンス(機会)があっただけ」なんです。

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それでも小学生だから、いえ誰でも、試験でできが悪かったときは落ち込みます。

今回はどうやら上手くできなかったようで試験の後、暗~い雰囲気がただよっていました。

試験に失敗

(o_ _)o ← ボクちゃん

「記述、後でやろうと思っていたら忘れてた・・・」

記述、一番力を入れて対策してたのに・・・?

というか時間なくて記述しか今回勉強してなかったような・・・?

そんなことを思いながらもわかっていました。

ただただ全体的にできなかっただけだと。

終わってしまったものは問い詰めても仕方がないし、ヘタになぐさめてもいい方向に行かないような気がします。

そう思って本を一冊読んであげることにしました。

(¯―¯٥) ←お母さん

「試験、長時間で疲れただろうからお母さんが本読んであげる」

そして用意したのは『きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本』出版:飛鳥新社 です。

著者はマシュー・サイド

イギリスのジャーナリストで『タイムズ』紙コラムニスト。元卓球選手で世界で活躍していました。

(全英チャンピオン4回、オリンピック出場2回)

選手時代、2000年のシドニーオリンピックの大舞台であがってしまい思うようなプレイができなかった大失敗の経験もあります。

そして、東大卒クイズ王として知られコメンテーターとして活躍されている伊沢拓司さんが解説を寄稿されています。

伊沢さんはTVに呼ばれるようになった初期、同じ番組から2度目の出演を依頼されることがないことに悩んでいたそうです。

そしてどうやったら2回目の出演が叶うかいろいろやってみたというのです。

自分が出ている回と出ていない回を見比べる
上手な芸能人のマネをする
打ち合わせのときに自分が呼ばれた理由を質問する

こうした努力を重ねているうちに、これはクイズがうまくなるときとおんなじだと気がつき、そしてこの本に書かれていることと同じだと思ったそうです。

『きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本』の紹介と目次

最初はふつうの子がふつうのままで終わる物語りとそして「もしあの時・・・」とスゴイ子になる物語りで始まります。

読んでいる子は「スゴイ子になりたい!」と思うのですが・・・。

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(スゴイ子になるなんて無理だよ)と中にはしり込みしたくなる子もいるかもしれません。

でもそこには5パターンの「恐怖」があって、その正体がわかればなんてことない!と勇気を与えてくれます。

目次を以下にご紹介します。

『きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本』の目次

はじめに スゴイ子になるためのすべて
CHAPTER 1  ふつうの子がスゴイ子になる方法、知りたい?
CHAPTER 2 きみの心にブレーキをかけているものの正体
CHAPTER 3 脳ってすばらしい。どんどん変わるし、とにかく最高なんだ
CHAPTER 4 練習すれば「カンペキな」「スゴイ」レベルになるよ
CHAPTER 5 「天才」ってどんな人?
CHAPTER 6 人生を変えちゃう「マージナル・ゲイン」って?
CHAPTER 7 大事な本番で役立つ!プレッシャーを消す技術
CHAPTER 8 もうだれにも止められない。きみはスゴイぜ!

CHAPTER 6に出てくるマージナル・ゲインというのは大きな夢を叶えるための方法です。
「マージナルなんとかって?」p.146より

大きな目標を小さなパーツに分解し、その一つひとつに「マージナル・ゲイン(=ほんの小さな改善)」を加えて、そのほんの小さな改善をあわせることによって、全体のパフォーマンスを大幅に改善するという作戦だ。

『きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本』感想

一言でいうなら“努力は大事”を伝える本です。

どんな天才もスーパースターも最初は「ふつうの子」。

天才もいないし、人より抜きんでた才能を持って生まれたわけじゃない。
「スタートして」「努力し続けてきた」から。

お母さんもボクちゃんにこれまで同じことを伝えてはきたのですが、ちっともピンとこない様子で、どうやって伝えたらいいのかな~と悩んでいました。

そしてこの本を見つけ、英検の後、落ち込んでいる自分の子に読んであげることにしたのです。

読んでいる間、とくにそんなに興味深げでもなく、ただ聞き流している風だったのですが、次第に元気を取り戻してくれました。

怒られると思ってたけど怒られなくて安心したのかも知れません。

読んでいる間ずーっと聞いてくれていたのは、ポップでかわいいイラストにちょっと興味があったからかも知れません。

結局内容はどれくらい伝わったかわかりませんでしたが、聞いていると気持ちが落ち着いてきたようです。

本書の中には、最初のスタートをきれない子や頑張る努力を続けられない子の心理が説明されています。

最初はその原因を探り、そして「スゴイ子」になる心の持ち方(マインドセット)とはどういうものかがイラストと言葉で表されます。

読んでいると、どれも本当に簡単に実行できそうなものばかり。

読みやすいのでそのまま流してしまいそうになりますが、時折、子どもには選択権のない成功する環境が書かれています。

目指す目標にもよりますが、それは、熱心な指導者(先生、コーチ、親など)や「人より早いスタート」です。

教えてくれる人が間違った指導をしているといくら努力をしてもムダになります。

人より早いスタートもまず始めるためには親の意向がものを言います。

しかし最後はやはり本人の情熱が何にも増して重要だと感じることができました。

この本をおすすめしたい人

おすすめ度:★★★★☆

ひとりで読めるのは12才くらいから。

難しい字にはふりがなもあり、イラストが多くて読みやすく構成されています。

内容自体は3年生くらいから理解できると思います。

習い事や勉強をがんばっている子、大きな夢があってやる気いっぱいな子、反対に自信がもてない子におすすめです。

それからこれから中学受験を迎える親子に。

子どもにやる気を持ってほしいと思う親御さんやモチベーションが下がってがんばれない子にもおすすめしたい本です。

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この記事を書いた人
あかね

小学生の子どもを持つ主婦です。バレエを習っている長男はかなりののんびり屋さんで成績普通です。そんなわが子に合う中高一貫校を探しています。なるべく家庭学習で中学受験に挑戦できるかなと奮闘中です。

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