当ブログのトップページ、タイトルの背景には桜の写真が使われています。
これを見ると
なるほど、サクラサクね
といかにもな理由が思い浮かぶことかと思いますが
それだけではなく、実はそこにはお母さんの熱い思いが込められています。
この写真の桜は河津桜(カワズザクラ)という品種です。
今回は 河津桜とは というお話しです。
河津桜の花言葉
河津桜の花言葉は「思いを託します」です。
一体誰の思いなのでしょうか・・・お母さんなのでしょうか?
どんな思いなのでしょうか・・・深くは考えないでおこうと思います。
思いが「重い」にならないようにそっと見守っていかなくては
と思うお母さんです。
ちなみに「桜」の花言葉は
フランスでは「私を忘れないで」となります。
・・・
(>ω<。)←何か思うところのあったお母さん
イギリスでは「精神美と優れた教育」です。
中学受験関係に良さそうな花言葉です。
このイギリスの花言葉の由来は
アメリカ合衆国の初代大統領で1ドル紙幣にも描かれている、
ジョージ・ワシントンのあの桜の木の逸話から来ているのだそうです。
おはなし ジョージと桜の木
ψ(・ω´・,,ψ ←ジョージのお父さん
「誰だね、私の大事な桜の木を切ったのは!!」
|_・) ←ジョージ(幼少期)
「お父さん、僕が斧で桜の木をきりました。」
(。+・`ω・´) ←ジョージのお父さん
「お前の正直な答えは千本の桜の木より値打ちがある!!!」
というお話しです。聞いたことありますよね。
しかし実はこのお話し、フィクションだそうですが、そこはまあいいとしましょう。話題がそれてしまいましたから。
河津桜の学名
学名:Prunus lannesiana Wils. cv. Kawazu-zakura
科名:バラ科
属名:サクラ属
分類:落葉高木
河津桜の由来と歴史
1955年(昭和30年)頃、
静岡県にある河津町田中の飯田勝美さんという方が
河津桜の原木を雑草の中で偶然発見しました。
そしてそのさくらの苗を自宅に持ち帰って植えたことが河津桜の由来となっています。
その後その苗木はスクスク育ち、
それから11年後の1966年(昭和41年)から開花が見られ、
1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
(*´ω`*) ←お母さん
「小学6年生で花開いたのね!!」
1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されています。
河津桜は早咲きの大島桜(オオシマザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の自然交配種と推定されています。
河津桜の開花時期
早咲きで知られる河津桜は2月中旬から4月上旬に花を楽しむことができます。
早く咲くときは1月上旬から咲き始め、開花から約1カ月をかけて満開になります。
桜で一番有名な染井吉野(ソメイヨシノ)などはパッと一斉に咲きそろい、あっという間に散ってしまいますが、河津桜は雨や嵐にも強いので長い期間楽しめます。
(o゜▽゜)o ←お母さん
「打たれ強い!!」
尚、河津桜は開花の予想が立てづらいのも特徴のひとつです。
河津桜の花の色
ソメイヨシノの可憐な淡い桃色と比べると河津桜の花は可愛らしいピンク色をしています。
頑張った子の頬が上気したときのようなバラ色で、懸命さがひしひしと伝わってくるいとおしい色です。
河津桜の香り
桜というのは実際あまり香りの強くない花です。
お花見に行くと、あんなに満開の花の下でも香りでむせかえるというような経験はありませんよね。
清々しい自然の香りがするくらいです。
そして河津桜もほとんど香りはありません。
河津桜の種
種(さくらんぼ)はできますが、食用にはなりません。
毒はありませんが、苦いので鳥も食べないとか。
中学受験と河津桜
一足早い春を象徴する河津桜をこのブログのシンボルツリーとします。
このブログを読んでくださるあなたのお子さまとうちのボクちゃんが、
どうか大きく育ち、満開の花が咲きますように
という願いを込めています。
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