墨汁の落とし方 服についた汚れがとれない

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(o_ _)o ←お母さん

「男の子ってどうしてこうなのか・・・。」

「男の子の育て方」といった育児書は10冊以上読みました。

読んで男の子についてわかったことがあります。

男の子の特徴を理解できても苦労はひとつも減らない

ということです。

男の子は雨が降ったらはしゃぎ回ります。

傘は即行で壊れます。

傘の場合、部品がとれれば接着剤で修理し、ビニールが破れればテープで補修します。

折れ曲がったらさすがに買い替えます。

小3になって書写の時間に習字が始まりました。

今回は墨汁のシミ落としについてのお話しです。

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墨汁のシミの落とし方

墨汁の落とし方

お母さんは習い事で習字もやっていましたが、墨汁で服を汚したりした経験がありません。

でもボクちゃんは毎回汚してきます。

男の子というのは育てるのに本当に苦労します。

嘆いていてもシミは消えません。

ひとつひとつ洗濯して落としていくことにしました。

墨汁の落とし方 ご飯粒を使う方法

これが一番効果がありました!

用意するのはご飯粒と液体洗剤だけです。

液体洗剤は台所用の食器用洗剤(中性)でもいいですし、衣類用の洗濯洗剤でもいいです。

できればおしゃれ着洗いの洗濯洗剤がいいと思います。

洗っているときに、ご飯粒が流れていくのでキッチンの流しで洗うことをお勧めします。

手順

  • ご飯は温かいほうがつぶれやすいので冷めている場合はレンジで少し温めます。
  • ご飯と液体洗剤をまぜ合わせます。(量は汚れの範囲に合わせて適当で。)
  • 墨汁のシミの上に洗剤と合わせたご飯粒を置き、上から指で押しつぶします。
    (押しつぶすのはスプーンの背を使ってもいいですが、指が一番やりやすかったです。)
  • つまみ洗いする要領でご飯粒を流水で流します。
    (桶に貯めた水より流水のほうがよく落ちました。)
  • 汚れが落ちきるまで作業を繰り返します。
  • 最後に普段通りに洗濯して終了です。

これで大抵の墨汁のシミは落ちます。

ただ、範囲が広いと時間がかかります。さらに夏はポロシャツタイプの綿の生地の制服なのでなかなか落ちません。

特に縫い目のところとかはもみだしにくく、落としにくいです。

墨汁の成分について なぜ墨汁のシミは落ちにくいのか

墨汁の主な材料は、墨の粉(カーボン)とニカワ(膠)です。

カーボンはとても小さな粒子で繊維に入り込んでしまいます。そして不溶性のため、水にも油にも溶けません。

そこでご飯粒に吸着させて取る方法が効果的です。

とにかく、シミの中で一番落としにくいのが墨汁なのです。

今日はご飯残ってない!というときのために他の方法もご紹介します。

工作用の糊(のり)を使う方法

ご飯でなぜ落ちるのかというとデンプンです。

文房具用の糊を使っても同様に墨汁のシミを落とすことができます。

アラビックヤマトのような液体のりかフエキでんぷんのりのようなツボやチューブに入った糊を使います。

手順はご飯粒をのりに替えるだけなので省略しますね。

マジックリンを使う方法

マジックリンと水を(1:1)で混ぜ合わせ、墨汁のシミの部分につけます。

更に固形石鹸をヌリヌリとぬりつけて、モミ洗いします。

墨で汚れた泡が出てきたら流水で洗い流します。

シミがとれるまで繰り返します。

※ この方法は手荒れしやすいのでゴム手袋をつけて作業することをおすすめします。

歯磨きを使う方法

用意するもの
歯磨き粉(研磨剤の入っているものがおすすめ)
古いタオル
古い歯ブラシ

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手順

  • シミに歯磨き粉をぬり込みます。
  • 下に古いタオルを敷き、上からシミ部分をハブラシでこすります。
  • 水で洗い流します。
  • 落ちるまで何度も繰り返します。
  • 最後は普段通りに洗濯します。

墨汁のシミを落とすときの注意点

どの方法も時間がかかります。

ご飯粒他、どの方法も結局とれるまで繰り返す作業が必要です。

とにかく墨の粉を揉みだすことが必要で、15分から1時間くらいかかります。(要する時間はシミの大きさと時間の経過具合によります。)

またデリケートな衣類には向きません。
色柄ものも色落ち覚悟で行うことになります。

墨汁のシミ抜きにまったく効果がなかった洗濯方法

墨汁の特性をわかっておらず、いつものシミ抜き方法だと失敗しました。

クレンジングオイル
何の変化もなかったです。墨汁は不溶性だからだったのですね。

オキシクリーン
わずかに落ちたかな・・・?という程度でした。

墨汁のシミ対策

洗って落とすのも限界があります。

まず、家に帰ってきた時点で墨汁は乾いてしまっています。

どの洗濯方法でも「シミがついた直後や乾ききる前の方が落ちやすい」のですが、ムリです。

家に帰ってきてすぐに習い事がある場合、送迎付き添いが必要なので洗濯に取り掛かれません。

働いているママさんなども帰宅してからだと墨汁のシミは乾いてしまっているでしょう。

ではどうすれば・・・?

専用のシミ抜き剤を使う

書道用具メーカー呉竹から出ているスミノンを購入しました。

真っ白な制服には厳しいです。落ちませんし、すぐ使い切ってしまいました。

※墨汁が服についた直後に使えばとてもよく落ちると評判です。
ボールペンや口紅のシミにも効果があります。

「おばあちゃんのすみおとしジェル」という商品も人気があります。

ペースト状のシミ抜き洗剤です。ご飯粒を使うのと同じ原理です。

うちの場合は汚してくる範囲が広いので、こちらを買うより制服を買い直したほうがコスト的によさそうです。

洗濯すれば落ちる墨汁を使う

サクラクレパス 洗濯で落ちる墨液 180mlです。

こんなのがあったのですね!

今の墨汁がなくなったら次はこれを買います。尚、こちらの墨汁は練習用です。(書初めなどの清書には向かないようです。)

習字は汚れてもいい服で

実は汚れてもいい服としてTシャツを持たせて制服の上から着るようにと言ってありました。

小さくなった古いものだったのでカバーしきれていなかったようです。

今度はしっかりとカバーできるように大きめサイズの黒いスモックを購入しました!

防水スプレーを制服にかけておく

黒いスモックで完璧と思っていたら、襟に墨汁のシミつけてきました・・・泣

今度は制服、上履きには防水スプレーで防護しておくことにします!

 

(≧∀≦)♪ ←お母さん

「きっとこれで完璧!!」

ついてしまった墨汁のシミ落としは、ご飯粒を使う方法が一番効果がありました。

本当にすっきり落ちた個所もあれば、うっすらと残ってしまったところもあります。

そしてこれからは黒スモックと防水スプレーで防御を固めます。

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この記事を書いた人
あかね

小学生の子どもを持つ主婦です。バレエを習っている長男はかなりののんびり屋さんで成績普通です。そんなわが子に合う中高一貫校を探しています。なるべく家庭学習で中学受験に挑戦できるかなと奮闘中です。

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