パンデミック:新たなる試練 というボードゲームをご存知ですか?
ボードゲームというとすごろく系のものがメジャーかと思います。いわゆる誰が一番にゴールに到達できるかといったプレイヤー同士で競争するタイプです。
ところがこのゲームは協力型という独特な遊び方になっています。
プレイヤー全員で力をあわせて作戦を立ててゲームクリアを目指すのです。
そしてゲーム名のパンデミックは今や子どもでも知るワードのひとつ。
パンデミックとは感染症の爆発的な流行を表す語です。そしてその原因となっているウイルスに立ち向かうには世界中の人々が協力することが必要です。
まさに今、世界中の科学者や医療従事者に敬意を感じずにはいられない時代。
どんな仕組みでウイルスと戦っていくのか力を合わせて挑みたいと思います。
パンデミックのコンポーネント(中身)の紹介
パンデミック:新たなる試練 (Pandemic)が届きました。
通常版が当時売り切れて手に入らなかったので、ちょっと豪華なケース付きの10周年記念版です。
ちなみに赤い十字架のマークのプリントされた白い部分は紙の帯です。
裏側はこんな感じ。
レトロな感じのスチールトランクケースで、道具箱のようでもあり、科学者がサンプルとかを入れて持ち歩くような雰囲気があります。
開けてみました。
ゲームの説明の小冊子が入っています。
その下にはアイテムがたくさん!
プレイヤーカード
「都市カード」「イベントカード」「エピデミックカード」の3種類があります。
このカードを1枚、また1枚と引いていき自分の行動を選択していくのです。
病原体コマとペトリ皿
ペトリ皿(英語:petri dish)はシャーレ(ドイツ語:schale)のことです。
ドイツ人の細菌学者リヒャルト・ユリウス・ペトリが考案したのが由来です。
調査基地や治療薬マーカー、感染率マーカー、アウトブレイクマーカーなど木製のコマもあります。
なんだか複雑そうですが、シリアスな世界観にはまっていく重要な要素となっています。
プレイヤーコマ
「科学者」「研究員」「危機管理官」「通信指令員」「衛生兵」「作戦エキスパート」「検疫官」の7人が活躍します。
おもしろいのは皆が同じような動きをするのではなく、チェスや将棋のコマのように役割があるというところです。
役割カード
各自の任務やプロフィールなどがかかれています。
ゲームのスタートはアトランタから
CDC(アメリカ疾病予防管理センター Centers for Disease Control and Prevention)の本部があるアトランタからゲームが始まります。
ゲームの進め方はくわしいガイドブックが入っていますので、こちらでは説明を省略します。
小学三年生の息子とふたりでプレイしても楽しめる
パンデミックは他のゲームにない面白さがいろいろありました。
カードをひくと病原体がどんどん広まっていくので各自が役になりきってお仕事をしていきます。
人類が滅亡する前にワクチンを開発して感染拡大を食い止めなければいけません。
プレイヤー同士が協力して進めていくゲーム(話し合いOK)なので、クリアしたときにはチーム全員が喜びを分かち合うことができます。
大人と子どもが一緒になってプレイできるところが素晴らしいです。大人が子どもにわざと負けてあげるといった配慮は不用で、全員がガチで挑みましょう。
対象年齢は8歳以上なので小学3年生くらいから遊べます。
多人数だけでなく一人でも二人でもプレイ可能です。
優先順位を考えたり時間との闘いになったりとずっとハラハラとした緊張感があります。
また世界中の都市を飛び回るので、地理のお勉強にもちょっと役立つかもしれません。
アウトブレイクとパンデミックの違いがわかったり、一つの選択ミスが大惨事につながったりとドラマを見ているような展開もおもしろいです。
(o゜▽゜)o ←ボクちゃん
「科学者かっこいい!」
世の中にはいろいろな職業があり、それぞれに活躍できる場があるということもお勉強になりました。
こちらは通常版です ↓
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