中学受験生の家庭学習では
キッチンタイマーやストップウォッチを使う
時間を計りながら学習する方法がおすすめされています。
タイマーといえばわが家では、勉強以外にも出掛ける前の身支度、毎日のストレッチやトレーニングタイムにも欠かせないアイテムです。
中学受験勉強に評判の良いSEIKOの『スタディタイム』。欲しいけれど実はもうすでにタイマーは持っていたんですよね。だから(すぐには必要ないけど、次買うとしたらこれかな)とひそかに狙っていました。
そしてステイホームで家で過ごす時間が多くなった時に使い勝手の良いタイマーが欲しいという思いが強くなって、スタディタイムをついに入手したのでした。
今回はじっくりとその機能についてレビューしていきたいと思います。
SEIKO スタディタイム -リビング学習を応援する時計
セイコーは日本の時計会社。信頼度抜群です!
そして「百ます計算」の陰山英男氏監修で学習用時計としてこだわりの機能を搭載したのがスタディタイムです。
しっかりした紙箱に入っています。
箱の表にはスタディタイムの機能が紹介されています。
箱の裏には時間を意識して勉強するための『3つのポイント』が書かれています。
スタディタイム本体です。
すっきりシンプルです。
そしてその実力とは・・・!
時計機能がある
まず、アナログとデジタルが一緒になっているというところが特徴的です。時計とタイマー、いちいちモード切り替えしなくて済むのは地味にうれしいポイントです。
時計の読み方は小学校一年生で習うのですが、計算は普通にできてもこれが苦手な子も中にはいます。2年生以降も時刻と時計の学習は続きます。
子どもに時間の感覚を言葉で説明するのは難しいので、アナログ時計に慣れることで自然に身につくのはありがたいです。
アナログ時計は時間が視覚的に認識できるのがいいです。
今何時か、そして時間の経過や残り時間が直感的にわかるので集中の妨げになりにくいのです。
秒針は青色になっていて、この色も集中力を高めるためのこだわりなのだそうです。そしてスー・・・となめらかに動きます。カチコチといった音はしなくて静かです。
勉強部屋には壁にアナログ時計をつけていらっしゃるご家庭もあるでしょうが、いちいち顔を大きく動かさずとも今何時か把握できるのはとっても便利。習い事に出掛けるまでのスキマ時間に勉強するときなどにこれがとっても役立つのです。
カウントダウンとカウントアップができるタイマー機能
タイマー機能のデジタルのほうは、10分、1分、10秒の設定用ボタンがついていて素早く時間をセットできます。ボタンの動きも良くて押しやすいです。スタート/ストップのボタンが右下になっているところも、時計を見ていなくてもスイッチの場所を間違うことなく押せていい感じです。
2時間、3時間といった長時間はデジタルではセットできませんが、アナログ目覚ましの機能が使えるので長時間の場合もなんとかなることもあります。でもやはり2時間の試験を受ける人には不便です。(デジタルのタイマーは最大99分50秒です。)
タイマーはカウントダウン機能だけでなく、カウントアップもできるようになっています。スタートボタンを押すだけでカウントアップ開始です。
カウントダウンは「過去問、時間制限30分以内だよ。ヨーイ、スタート!」というように使いますが、カウントアップは「ドリル1ページ、今日は何分でできるかな?タイムを計るよ!ヨーイ、スタート!」というように早さがわかります。
そして、ストップウオッチのようにカウントアップさせることで「1秒でも早く!」という心理から集中力が鍛えられるのだそうです。なにより計算が早くなって欲しいのでこれで頑張ってもらおうかなと思っています。
スタディタイムの裏側
裏側に電池をセットする部分があります。使うのは単三電池2本です。
目覚ましアラームをON/OFFにするスイッチと時計の時間合わせと目覚まし時間をセットするつまみもあります。
見やすい角度と押しやすいスヌーズ・ライトボタン
スタディタイムは、机の上に置いてもデジタル表示が見やすいように斜めの角度になっています。デジタルって平らに置くと見づらいんですよね。
そして後ろ側についているのはスヌーズ用のボタン。目覚ましがピピピピと鳴ると寝ぼけながらもすぐに止められる大きさですが、二度寝してしまって寝過ごすのを防止するためにしばらくすると再度お知らせのピピピピが鳴り渡ります。
そしてライトボタンも兼ねているのでカーテンを閉め切った暗い部屋の中でも時間をしっかり見ることができるんですね。
さすがセイコー、目覚まし時計としての機能も抜かりがないです。
静かな場所でも光でタイムをお知らせ
スヌーズボタンのライトはアナログ時計の部分を照らすものですが、この時計にはタイマーのお知らせ用のLEDライトもあります。
音を出したくないときに、このLEDライトが活躍します。
明るい勉強部屋で集中しているとLEDライトが光っていても気づきにくいような気もしますが、図書館などの静かな場所で使うくらいの年齢になると使いこなせるようになるかもしれません。(スタディタイムは小学校低学年から中学生、高校生まで幅広い年代で使える時計です。)
これまで使っていた学習用タイマー
これまで使っていたタイマーを紹介します。
タニタ(TANITA)の バイブレーションタイマー
学習にも最初は普通のキッチンタイマーを使っていました。
カバー付きで水しぶきがかかっても平気です。
水仕事をする人、忙しく動き回る人に便利です。何かがあたって誤操作してしまったりも防げますしね。
これは本当に小さくて、胸ポケットに入ります。
音以外にバイブレーション(振動)でお知らせしてくれる機能があるので、電車での寝過ごし予防に使えます。
尚、時計機能はありますが、朝の目覚ましに使うには何時間後と設定する必要があります。(長時間のタイム設定ができます。)
「こんなに小さいんじゃ起きられない!」という人には、空き缶に入れておいて振動させるという荒技も可能です。(;’∀’)
購入して15年くらい経ちますが今でもキッチンタイマーとして現役です。
TANITAバイブレーションタイマーのおすすめポイント
- 小さいので持ち運びに良い
- 音も光も迷惑な場所で使える
- 蓋つきで誤操作防止
- 長時間セットができる
TANITAバイブレーションタイマーの注意点
- タイマーを止めるときにいちいち蓋を開ける動作が必要
- 自立しない
- 音量調節なし
ノア MAG(マグ)デジタルタイマー
キッチンタイマーはやはり台所で使うのでと子ども用に買ったのがノア精密株式会社のMAGデジタルタイマーです。
見た目がとってもシンプルで使いやすそう!と選びました。
価格が安い割にかなり高機能です。
MAGタイマーの裏側を見てみましょう。
単4乾電池を2本使って使用します。
ストラップホールがあって紐で吊るすこともできますし、壁のフックに引っ掛けることもできます。そしてマグネットがあるので冷蔵庫やホワイトボードなどにピタッと貼り付けることもできます。もう本当に置き場所を選ばないという工夫がいっぱいです!
スタンド付きで本体は自立もするし、タイム完了を光でもお知らせしてくれます。
一番の特徴は、設定時間が過ぎた後もカウントし続けるタイマーであることです。制限時間が過ぎてしまったとき、どれくらい過ぎてしまったのか確認できるのです。
デジタルの画面も大きく数字もクッキリと表示されるので見やすいところもいいです。軽いので運動のトレーニング用メインにこれからも使っていきたいと思います。
最後に手元にある3つを並べてみました。大きさの参考にしてみて下さい。
こうして見ると、スタディタイム大きいですね。
一日に何度も使うタイマーなので使いやすく、見やすく、丈夫なものがやっぱりいいですね。
学習に向かないタイマー
ところで、学習に向かないタイマーってどんなものだと思いますか?
それはスマホアプリのタイマーです。
スマホアプリには高機能で使い易いものがあるのですが、なにしろスマホ自体が誘惑の元。スマホを手に取ってしまうと勉強どころではなくなります。
実は黒色もあるスタディタイム
SEIKOスタディタイムの2019年モデルに黒色バージョンがあります。白いスタディタイムとの違いは色のみで機能などは同じです。
スタディタイムの他に検討したタイマー
dretec(ドリテック)学習タイマー
なんといってもかわいい色。そしてスタート/ストップボタンが押しやすい!
キーロック機能もついていて誤操作防止もバッチリです。
更に、デイタイマー機能がついてます。(試験まであと何日と表示してくれる。)
女の子にはこちらのほうが喜ぶかも。
ポモドーロテクニックで集中力UP!
勉強法としてポモドーロテクニックというのがあります。これはタイマーを使った勉強法で、25分勉強して5分休むという時間サイクルにすると集中力とモチベーションがキープできるというものです。
お気に入りのタイマーで中学受験、乗り切りましょう!
↑ 私が使っているものとは仕様が変更されています。
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